FXのエントリータイミングは基本的に流れに乗って順張りか、一時的に行き過ぎたリバウンドや転換点となりそうな場所での逆張りが基本です。
人によっては指標を狙ってやったり、早朝に窓が開いた時にエントリーするなど色々なやり方を行っている様です。
また、スキャルピングやデイトレといった短期売買のエントリータイミングとスイングや中期といった時間軸のエントリータイミングには少し違いがあります。
時間軸の違いによるFXのエントリータイミング
基本的に短時間の売買でFXをする場合はエントリータイミングをかなりシビアに行わないといけません。
というのも短時間の場合は必然的に数pipsや数十pipsを取るのがせいぜいなはずなので、少しのエントリータイミングのズレが致命的になってしまう場合が多いからです。
例えば1トレードに5pips程度の利益しか取らない人は1pipsのズレも大きい比率となってしまいます。
しかし、一回に100pipsや200pips取ろうとしている人にとっては誤差でしかありません。
つまり短時間売買の場合は相当神経をすり減らしてギリギリの取引を要求されることになりますが、スイングや中期の場合はある程度心に余裕をもって取引が出来るという事です。
また、とあるポイントからこの先下にいくとは思うが、その仮定で一旦上に行く可能性もあるといった場合もスイング以上の取引の方がやり易いかもしれません。
しかしこれもどういう時間軸で相場を判断しているのかによって変わってくることなので一概には言えません。
長時間足の流れに合わせてエントリーする
基本的には1時間足から日足といった長い時間軸の動きがどちらの方向を向いているのかから判断してFXのエントリーポイントを決めると良いでしょう。
その流れの押し目を狙って入っていくのが王道です。
しかし、何か大きな指標やニュースがある時は避けた方が無難です。
また、トレンドが出ていない場合はかなりやりづらい方法なので、その場合は違う通貨ペアを取り扱うか自分が分かる相場に変化するまで待つと良いでしょう。
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エントリーする意味を理解しておくべき
FXトレーダーは感覚やファンダメンタルで取引する人が多いですが、結構な割合いで自分の思った通りの動きをしてくれないと感じていると思います。
そう思うという事は自分のやり方が完全に間違っているという事です。
何かの理由をつけて取引するのは良いですが、それが実際の値動きと食い違っていては意味がありません。
自分の想像や思惑よりも実際の値動きがどうなるのかをしっかりと観察して、エントリータイミングを狙っていく事が大切なのです。