私がFXでお金を稼いだり失った体験談となります。
FXのやり方がたくさん出てきている今と違い昔は限られた手法しかなくおおむねバイアンドホールドが原則でした。
金利を稼ぐことから始まった為替取引ですね。
よく言われる「ミセスワタナベ」という日本の民間人達がクロス円でのキャリートレードをしていることが主流でした。
私も2004年ごろからオージー円を中心にキャリートレードをしており、60円から70円くらいのポジションを1000万円程度持っておりレバレッジは3~4倍でした。
昔はこんなやり方で稼いだものです。
毎日10000円が転がり込んでくることで気をよくしていたのですが、2008年のリーマンショックでは一気に54円まで落ち込んだことはご存知の方も多いと思います。
私は、まだトレードの要諦がリスクコントロールであるとは、全く身に染みて実感できていませんでした。
これはFXに限らず投資のやり方がどんな方法でも共通するものですね。
ですから、本来ならば枚数を減らすことで簡単にやり過ごせたのにもかかわらず、60円程度でバッサリと損切りをしてしまいました。
今からするともったいない、50万円程度のロスカットです。
あれから、底値付近からのトレンドラインが上向きになってから買い戻しをして稼いだ人もいたでしょうね。
トラリピでストレスを感じながら稼いだ
リーマンショックの数年後、あんなストレスは二度と御免と思いFXから遠ざかっていました。
しかしとあるブログを見て、FXの新しい稼ぎ方としてトラリピというものが開発されたのを知りました。
1年で100%以上稼いだそうです。
以前、マネースクエアジャパンの社長さんが言っていた、FXでの稼ぎ方は簡単だトラップラインをひいてそれを繰り返せば簡単に稼げる、そう聞かされていました。
ああ、トラリピがこの集大成の稼ぎ方であったかと思うとともに実際にこのやり方で稼げるものか試してみたくなりました。
今回も豪ドル円にて稼がせてもらおうと。
2013年の金利はもうかつてのような8%とかではなくなっていましたが、十分に高く、ショートでのホールドはきついのでロングでのトラップラインを1円刻みに入れました。
10本入れて試しましたが、数か月やって、証拠金100万円で1か月に1万円程度稼げたのですがハタと気が付きました。
このやり方って塩漬けポジションを気にせず積み増していくことになるから結局はストレスをためていくのかと。
もちろん、レンジ相場だと有効なやり方で、ある程度稼げますがトレンド相場だと大変です。
塩漬けポジションの解消を自分の判断で行わなければなりません。
ということでトラリピではある程度稼いだのですがストレスのわりにはあまり稼げないで終わりました。
管理人コメント
トラリピを知らなかったので、調べてみるとトラップ・リピート・イフダンの略で、マネースクウェア・ジャパンが提供している自動発注機能の事だそうです。
特にレンジ相場で使えるとの事ですが、逆にいうとレンジじゃなかったら使えないよって事なのだと思います。
結局相場は常に環境が変動する物なので、あまりこういう物は良いと思いませんけどね。
まぁ使った事がないのでなんともいえませんが。