FXで複数ポジションを持つ事自体に問題はありませんが、トレードスタイルに合っているのかそもそも対処できるのかという問題があります。
スイングトレードや中長期FXのやり方であれば上手く複数ポジションを活用すると利益をより上げる事が可能です。
一つの通貨ペアだけでは入るチャンスも限られますし、リスクヘッジとして持つのも良いと思います。
ただし基本的には何かあった時のために逆指値をかけておいた方が良いでしょう。
しかし、低レバや少ない枚数で長く運用するといったスタイルの場合は別の場合があります。
FXで複数ポジションを持つ事のメリット
色々な通貨ペアを扱うのでチャンスが広くなる
FXは入るポイントが少ない場合が多いので、複数ポジションを活用すると効率が上がります。
ただし正しい保有の仕方をしないと余計負ける原因になるので注意が必要です。
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リスクヘッジになる
例えばとあるポジションでは含み損だが別の通貨ペアのポジションは含み益という状況も考えられます。
持っているポジションが含み損だけだと大負けになる可能性がありますが複数ポジションを保有することでリスクヘッジになります。
FXで複数ポジションを持つ事のデメリット
管理がしづらい
FXはあまり多くのポジションを持つと今現状どうなっているのかの把握や管理が難しいです。
また、急な変動が起こる時に対処出来るのかが問題となってきます。
スキャルピングやデイトレード向きではない
FXで複数ポジションを持つというやり方ならスキャルピングやデイトレードは向いていません。
どちらもその日に完結し素早い判断や対応を求められるからです。
この場合は複数ポジションを保有していては対処に遅れが生じてしまいます。
ですので、もしこういうスタイルでやろうというのであれば低レバで枚数を少なめにして余裕をもったスイング、中長期投資という事に必然的になってくるでしょう。
今回のまとめ
基本的にFXで複数ポジションを持つには本人の管理能力や対応能力が求められます。
また、ファンダメンタルを重要とした中長期のFXのやり方に向いているといえるでしょう。
逆にスキャルピングやデイトレードといった短期決戦ではやめておいた方が無難といえます。