FXでナンピン手法ってどうなんだ?
という風に一度は皆考えた事があると思います。
ナンピンとはすでにポジションを持っており、
そのポジションの数値の平均値を下げる事を言います。
例えば1ドル120円で1枚ショートに入ったが、
その後121円に上昇したとします。
そこで新たに1枚121円でショートを入れると、
平均値が120.50円となります。
これがナンピンです。
FXの色々なサイトや本で論争が起こるほどの議題ですが、
要は使い方次第なのです。
何の根拠もなしにナンピン手法を続ければそれは負けて当たり前です。
うまく嵌れば大儲けできますが、
いつか間違いなく大損の方に向かってしまいます。
結局の所、ナンピンしない派でもナンピンする派でも、
勝ってる人は存在します。
ナンピンしない派はもうとにかく常に損切り重視で、ナンピンする派は天井や底を当てる事は出来ないという考え方から計算して計画的にナンピンを行います。
まぁFXは無限に資金があったら無限ナンピンを行えば必ず勝つ事ができます。
しかしそんな事は実現不可能な話です。
基本的にFXではナンピン手法の方が難しい様に思えます。
というのも期待値の計算方法がや売却値が難しくなりがちだからです。
いつも1枚でトレードして1,000円とったら利益確定、500円のマイナスが出たら損切りというルールなら単純で分かりやすいです。
しかしナンピンの場合は枚数がバラバラになる事が多く、大きく張った時だけ負けて少ない枚数の時だけ勝ってしまうという事が起きてしまうとやりづらくて仕方ありません。
また、メンタル的にもナンピンできるから本当はもう少し待つべきだけどこの辺で入っても良いよねというメンタルの楽観視が起こってしまいます。
ですのでナンピン手法を使うのであれば計算して計画的に行い、なおかつメンタルを強く持つ必要があります。
私の場合はナンピンをしても1回だけ、多くても2回です。
ただし基本的にはしない様にしています。
ナンピン手法は諸刃の剣と一緒で上手くいけば大勝できますが、負けると大損してしまうので十分に注意して使用する様にしましょう。