FXのスキャルピングが難しい、なんで勝てないんだろうと思っている方は多いと思います。
実は難易度でいうとスキャルピングはかなり難しい部類に入ります。
というのも精神的にかなりの負担が掛かるやり方のため、それを長時間やり続けるのは至難です。
人間の集中力というのはそれほど持続しません。
FXのスキャルピングが難しいのは精神を維持しないといけないから
スキャルピングだからトレードをする回数を増やしてなるべく多く稼ぎたいと思っている方が多いですが、スキャルピングだからといって闇雲にトレードしていては勝つ事は難しいです。
スキャルピングといってもチャンスが来るまで待たないといけません。
しかし常に画面に張り付いてトレードをするというのは人間には難しい事なのです。
そもそもFXをする理由がお金を稼ぎたいからですので、トレードをしなければ稼げないわけです。
また、割りと多いのがお金を稼ぎたいのとトレードをしたいというのが反転している人です。
画面を見続けていると人間はついついポジションを持ちたくなります。
ですので本当は入るつもりじゃない所で入ってしまう事が多いですし、結果無駄に損失を増やしてしまいます。
こんな風に常に画面に張り付くというのは精神的にすごく悪い事なのです。
また、スキャルピングの場合は細かくチャートを見ていく事が多いのですごく疲れます。
常に精神を高めていないといけないのでスキャルピングは難しい物なのです。
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値動きが細かいほど予想しづらい
FXのスキャルピングが難しい理由のひとつとしてそもそも値動きが細かい方がやりづらいのです。
スキャルピングだから数pipsを抜こうと細かく取っているといきなり一気に動いた時に今まで稼いだ分を取られてしまいます。
また、本当に細かく見すぎてもそれはランダムな動きの場合が多くなんの優位性もありません。
必ず優位性がある所で入らなけれFXで勝つ事は難しいです。
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スキャルピングで勝つ概念をそもそも間違えている
スキャルピングで勝つには数pipsを何度も抜いていこうという物だと勘違いしていませんか。
そもそもココが間違っていて、数pips程度の利益を毎回取っている様ではかなり難しいです。
スキャルピングといっても利益が乗りそうなら出来るだけ大きく取らないといけないのです。
それこそ10pips以上は当たり前です。
30pips以上とる場合も時にはないといけません。
スキャルピングだからという考え方は利益を取る時は捨てた方が良いです。
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損切りを的確にやらないと一発で負ける
スキャルピングと損切りというのは切っても離せないもので、とにかく損切りできないとFXで勝つ事は難しいです。
しかしスキャルピングというのは必然的に損切り回数が増えます。
その損切りが増える度に人間の精神にダメージを与えていきます。
また、負けていれば負けるほど心が弱い方に流れてしまい、一気に動かれた時に損切りできなくて結果的にズルズルと損失を伸ばしてしまい、いつの間にかとんでもない損になっている人が多いです。
細かい値幅を常にとっているほど一気に負けた時にショックが大きくて耐えられないのです。
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FXのスキャルピングは難しいがハマればどんな手法よりも稼げるやり方
スキャルピングは他の手法よりも細かい波を取っていくので結果的に上手くとる事が出来れば塵が積もる様に最終的に大きく稼ぐ事ができます。
結局少ない資金を増やすには何度も回転させた方が増える速度は早くなるので本当に上手い人ならスキャルピングが一番いいかもしれません。
また、スキャルピングの様に細かく入っていく技術というのはどんなトレードスタイルでも実はある程度必要な物だったりします。
デイトレードの人もスイングの人もポジションを取る時というのはかなり集中して細かく動きを見てはいります。
そして思った方向に進む様であれば利益を伸ばしてホールドし続けるのです。
その人たちも結果的に利益が全然伸びない様であればスキャルピングの取引になる事もあります。
なのでどのくらいの期間持つかというのは本来相場次第なのです。