FXのスキャルピングはどのくらいの勝率があった方が良いのかというと基本的には高い方がやりやすいと思います。
しかしFXで勝つという目的においては勝率は重要ではありません。
問題はたくさんトレードした結果の利益と損失の差額だけです。
いくら勝率が高くても一回のトレードで2pipsしかとらないのに負ける時は20pips負けるという様なやり方では意味がないですよね。
ですので重要なのはそのトレードをやり続けた結果トータルでプラスに出来るかどうかなのです。
勝率は言ってしまえばあるに越した事はないがFXで勝つという目的だけにおいてはそこまでこだわらなくてもいいです。
FXスキャルピングで勝率を求めると利益額が少なくなる事が多い
勝率を高くするという事は損切りする回数を減らして利益をとる回数を増やすという事です。
実はこれをそのままやると少額の利益で撤退する事が多くなる事が多いです。
ほとんどの人がちょっと利益がでたら取って、損失が出たらナンピンをするというやり方をしがちです。
これをやると勝率こそ増えますが、ちゃんと損失をコントロールしないと一発で利益が吹き飛びます。
そもそもスキャルピングで勝率を上げる正解は相当ここがチャンスだという所でしか入らないという事を徹底する事です。
しかし実はそういうポイントは1日の内にほとんどありません。
勝率を上げるためにはトレードしない事
トレードしないと勝てないし勝率も上がらないじゃないかと思うかもしれませんが、実は逆です。
トレードしないほど勝率も上がり勝てるようになります。
負けている人のほとんどがトレードしすぎなんです。
本当に入っていいポイントというのはとにかく希少なのです。
相場のほとんどは細かくみれば見るほどランダムで動いています。
ある程度大きくみればその流れは意味のある物なのですが、実際に入って良いポイントというのはわずかです。
スキャルピングをする人で多いタイプがなんの優位性も無くほとんど意味の無い所で入る人です。
本人はチャンスと思って入っているつもりかもしれませんが、的ハズレも良い所だったりします。
とにかく休憩して待ち続けて、自分でもわかる大チャンスの時のみトレードすればいいんです。
こっちの方がどっちかというと可能性高いなぁというぐらいではやらない方が吉です。
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