FXは疲れる物で、一般的に非常に楽をして稼げるものだという認識が広がっていますが完全に間違いです。
実際にはそのような事はなく非常に疲れる仕事なのです。
FXは疲れるのに何故楽して稼げるという勘違いが起こるのか
FXの取引ではレバレッジをきかせる事で資金の何十倍ものお金を取引する事ができます。
そして少しの値動きでも利益も損益も大きくでるという特徴があるわけです。
つまり短時間で大きなお金が動き「数分で何百万円も稼いだ」という事実が残るのです。
もちろん実際の取引を行っている人にとっては非常に疲れる取引なのですが、取引を行っていない人から見るとたったの数分で大儲けをしているように見えてしまうのです。
また、FXの取引ユーザーを増やしたいために楽に稼げるというような宣伝をするWEBサイトや雑誌は数多く存在します。
このような情報を目にする事で「FXは楽して稼いでいる」という認識が広がってしまうのです。
FX取引の実態を知る
実際のFX取引を行ってみると決して楽して稼ぐ事はできず非常に疲れる事がわかります。
具体的にはFXの取引で資産を増やすためには非常に様々な事に気を配る必要があります。
基本的な知識の勉強やトレード方法の確立などの前提があり、それに加えて常に世界情勢を見張る必要があります。
重大な出来事があれば一瞬で為替レートは変動しますから取引中は目を離す事ができません。
1日の大半の時間を情報収集やチャートとにらめっこしているわけです。
常にパソコンに向かって頭を使い続ける事がいかに疲れるかを想像することは簡単でしょう。
それだけの努力をしたうえで数分で数百万円勝てる人はごく一部の人だけです。
また勝てた人も常に勝ち続けているわけではありません。
同じくらいの金額、あるいはそれ以上の金額を一瞬で失う事もあるのです。
FXの取引は大金を手にする可能性も非常に高く夢があります。
しかし、誰でも楽して稼げるというわけではないのです。
FXで疲れる事を軽減するには
FX取引をして疲れるという事はやり方が自分にあっていない場合があるのでトレード方法を一度改めてみるのも一つの手です。
FXはメンタルの勝負ですので、疲れを感じるというのはあまりよくない傾向です。
また、よく分からない相場環境でトレードをしようとして疲れている可能性が高いので、自分の分かるチャンスの時だけやるというやり方をしてみてはいかがでしょうか。
FXは毎日取引していても勝てる物ではないので、今日の相場はダメだと思ったらFXには手をつけず別の事をするようにしましょう。
また、長時間やるとどうしても疲れてしまうので、ある程度時間を決めてトレードするのもいいかもしれません。
人によってはとある価格に来たらアラートがなるように設定してなるべく画面を見続けなくていいように調整したり、デイトレードではなくスイング等でなんとかしている人もいるようです。
関連記事⇒FXのストレスを軽減させる方法