FXは儲からないと一般的には言われていますが、別にシステム的に儲からない様になっているわけではありません。
基本的にFXは上にいくか下にいくかだけですので、その部分だけ見れば2分の1で勝てる可能性はあります。
なので何も考えなくても半分の人は儲かる計算になります。
そこにチャート分析やファンダの分析をしてやって精度を上げてやる事により、勝つ確率の方が高くなって結果的に大金を稼げる様になるのです。
FXは儲からないわけじゃないが負ける原因がある
取引すればするほどスプレッド代がかかる
FXトレードをするためには証券会社にスプレッドを支払わなければいけません。
という事は、売買をすればするほど経費がかかるという事です。
なので、単純にリターンと勝率が同じぐらいだったとしてもトータル負けしてしまいます。
ですので、リターン値と損切り値が同じ額であれば、最低でも勝率が5.5以上ぐらいは必要となるわけです。
つまり、単純に半分の確率で上か下かを当てたとしてもFXは儲からないという事です。
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心理的に負ける
FXは偶然か必然か誰かが仕組んだのか分かりませんが、通常の人間的メンタルでは負けてしまい、儲からないという現象が起きます。
プロスペクト理論やサンクコスト効果など様々な心理的問題を抱えてしまうので、意識してFXトレードをしなければ負けてしまいます。
なので、自分の感情通りにトレードをせずに理屈で取引するように心がけましょう。
勝っても税金で取られる
FXは年間である程度の確定益があり、年を跨ぐと税金が発生します。
これは他の投資も同じなので、投資をやる上では必ず必要な費用です。
FXで儲けるには上記に上げた要素を考えた方が良い
他にもトータルで勝つためには色々と問題があるのですが、一般的や常識的に考えて問題となる、または不利になる要素をなるべく減らしてトレードする必要があります。
例えばスプレッド代や税金がかかるならどうやって節約して負担を減らす様にするのかや、心理的に問題があるのならそれをどうやって克服するのかという事です。
こういう細かい部分から、自分にあった手法など色々な要素を考えてFXをして始めて儲ける事が出来るのです。
逆にいうとFXは儲からないといっている人はこういう部分を見過ごしてきたともいえるでしょう。
別にFX自体が儲からないというわけではないので、ちゃんとしたFXのやり方で行えば勝てる可能性は十分にあるのです。